Cayin HA-300 MK2は直熱三極真空管ヘッドホンアンプの人気モデルHA-300のアップデートバージョンです。優れたトーン特性の300B三極管をパワー出力管として使用するとともに、6SN7をドライバー管として使用しています。2ボックス設計の真空管式の電源も採用する豪華な仕様です。30年に渡る真空管アンプの実績をフィードバックした最新モデルをぜひお楽しみください。

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真空管ヘッドホンアンプの最高峰
直熱三極管(DHT)の追求
DHTは、カソードをフィラメントとして使用し、カソードを直接加熱する3極管のことです。最小限のアプローチで、ダイナミックさ、はかなさ、透明感を高い次元で実現し、オーディオファンから非常に高い評価を得ています。衝撃や振動に弱く、ハムや干渉に敏感なため、ヘッドホンアンプとしては大きな挑戦となりました。たまらない魅力の300B
300Bは、その夢のようなトーン特性により、最も有名で人気のあるDHTです。HA-300MK2は、マッチしたペアのGenalex Gold Lion PX300B低ノイズ・オーディオ三極管をパワー出力管として使用しています。
・厳しいテストをパスした高い信頼性
・自然で感覚的、リアルなサウンド
・シグネチャー・印象的な周波数拡張

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純粋主義者のための片道切符
Less is More
シングルエンド3極管(SET)アンプは、1本の3極真空管を使用し、音楽信号を分割することなく増幅出力を得る方式で、1ペアのドライバー管が信号電圧を増幅するため、300B出力管は非常にリニアな状態で増幅を行います。シンプルな回路設計を採用し、真空管の美しい音色を余すことなく再現します。シングルエンド・ドライバー・ステージ
Cayinは多くの300Bベースのシングルエンド真空管アンプ(SETA)を開発し、6SN7は常にドライバー管として最初の選択です。HA-300MK2では、Tung-Sol 6SN7GTBのマッチドペアを使用し、2ステージSET増幅を実現させました。
・低ノイズ、高コストパフォーマンス、高信頼性
・超リニアでナチュラルなサウンド
・多くのCayin SETA実装で採用されている古典的な真空管の組み合わせ

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真空管式安定化電源
2ボックス設計
アウトボード電源はリップルの影響を最小限に抑え、増幅回路にクリーンで低ノイズの電源を提供します。マルチステージ真空管安定化電源回路で、異なるゲインステージに独立して電力を供給します。ニューオールドストック(NOS)の整流管
HA-300MK2は、真空管市場で入手可能な22DE4のベストバージョンの1つであるRCA社製のNOS 22DE4を4個使用しています。入力電源を直流電流に変換し、増幅回路に最小限の干渉で最もクリーンな電源を供給します。
・出力管と異なり、整流管は大電流を必要としないため、劣化することなく非常に長持ちします。
・マッチングが不要で、1本ごとに交換ができます。電源トランス
アウトボード電源は、高インダクタンス高効率トロイダル電源トランスで駆動されます。Cayinは電源トランスを自社で設計し、巻線しています。ヘッドホン用途に適した低漏洩設計です。自社設計の巻線トランス
HA-300MK2は2基のElトランスを搭載し、周波数帯域全体にわたって自然でリアルなサウンドを提供します。Cayinではトランスの設計から巻線まで自社で行っています。
・設計仕様と巻き上げ指示の完全な自由度
・素材と職人技の完全管理

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プレミアムな真空管を採用
ドライバー管:Tung-Sol 6SN7GTB(マッチドペア)
出力管:Genalex PX300B(マッチドペア)
整流管:NOS RCA 22DE4×4

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入念に最適化されたヘッドフォン出力 / デュアル入力 / スピーカー出力
HA-300MK2には3系統のヘッドホン出力があります:6.3mmシングルエンド、4.4mmバランス、4ピンXLRバランスです。XLR4ピン出力は高感度ポータブルヘッドホンを含むより幅広いヘッドホンに最適化されています。
・4.4mmは、同じオーディオ性能で、レベルマッチ、低ノイズ、低出力です。
・ヘッドホン・インピーダンスが低い場合、4.4mm出力は4ピンXLR出力の約70％のみを提供します。インピーダンスマッチされたフォーンアウト
3つのヘッドホンインピーダンス設定により、ヘッドホンの負荷に対応するよう出力を最適化。
低(L):8Ω～64Ω;中(M):65Ω～250Ω;高(H):251Ω～600Ω
ソリッドステート・アンプのゲインコントロールとは異なり、平面駆動ヘッドホンはダイナミック・ヘッドホンよりインピーダンス・マッチングに敏感です。明確な低音再生で自然なサウンドが期待出来ます。パワフルで簡単
シングルエンド真空管アンプ(SETA)のピュアさ、300Bのドリーミーなサウンド・シグネチャー。そして必要な時に発揮される威厳あふれるダイナミックさとコントロール性能。最大6W/1チャネルで、ポータブルに適したダイナミクス性から非常に要求の厳しい平面駆動式ヘッドホンまで膨大な種類のヘッドホンを扱うために必要なすべてのパワーを提供します。プロフェッショナルな精密さ
JRC MUSE72320Vは、ハイエンドのプリアンプやしストリーマーに採用されている低ノイズ、低歪みの電子制御抵抗ラダー式アナログボリュームコントローラーです。4チャンネル統合コントローラーは、高精度でありながら、チャンネルインバランスを回避します。ALPS製バランスポテンションメーターを41ステップのエンコーダーとして使用し、馴染みのある正確で直感的なコントロールを提供します。デュアル入力
バランス(XLR)とシングルエンド(RCA)で様々な入力に対応します。バランス入力は1対の入力トランスを経由し、＋と－のハーフサイクルが統合され、シングルエンド信号になります。スピーカー出力
スピーカー出力とヘッドホン出力の切り替えが可能
8W/1チャネルのクラスA出力により、高感度スピーカーや一般的なブックシェルフスピーカーを小さなリスニングエリアで駆動することができます。高品質の真鍮製スピーカーターミナルを採用

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スペック

基本仕様
真空管	ドライバー管：Tung-Sol 6SN7GTB(マッチドペア)出力管：Genalex PX300B(マッチドペア)整流管：NOS RCA 22DE4×4
入力コネクター	バランス：XLR x2シングルエンド：RCA x2
サイズ	電源部：150mm x 345mm x 210mmアンプ部：286mm x 368mm x 210mm
重量	電源部：10 kgアンプ部：19 kg
ヒューズ	~220V-240V：T1.6AL250V~100V-120V：T3.15AL250V
出力チューブヒューズ	T100mAE250
全体電力消費	185W
Phone出力
出力	8W + 8W
周波数特性	10Hz~40kHz ±3dB
THD+N	1%(1kHz)
感度	200mV ~ 650mV
SNR	95dB (A-weighted)
インピーダンス選択	L：8~64ΩM：65~250ΩH：251~600Ω
コネクタ	4pin XLR x14.4mm x16.35mm x1
スピーカー出力
入力感度	400mV
出力インピーダンス	4～8Ω
入力インピーダンス	50kΩ
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